Language
English

1/35スネーク塗装HOW TOその2『フィギュアの命!お顔の塗装!』

投稿:2015年03月09日
テーマ:製作実演

外に出ると手が真っ先にかじかみ細かい作業はおろか

物もうまくつかめなくなる無糖(無○V○)です。

こんにちは。

 

さて、先日は『メタルギア ソリッドV グラウンド・ゼロズ セット』の「ボディ」塗装編を

弊社原型 丸家氏の提供でお送りさせていただきましたが、今回は前回に続いてお顔の塗装編をお送り致します。

 (前回のブログ!:/labo/labo-34739/

前回の終わりに丸家氏からありましたように今回は

弊社フィギュア系フィニッシャーの西山氏に依頼し、

フィギュアの命ともいえる顔の塗装をしていただきました。

というわけで、さっそくご紹介していきましょう!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

は~い、どうも~。コトブキヤで主に美少女系フィギュアの完成品製作を担当しております西山と申します。メイキング記事は随分と久しぶりですが今回は宜しくお願い致します。

 

今回、無糖氏から依頼があったのは『メタルギア ソリッドV グラウンド・ゼロズ セット』の「スネーク」の顔をサフレスで仕上げて欲しいということでした。

せっかく肌色で成型されているので、それを生かした塗装をして宣伝をしたい!というわけですね(笑)。

 

ということで、早速ですが「スネーク」の頭部をサフレスで下地処理します。

 

グレー系のサーフェイサーを使わずにパーティングライン等の処理をしなきゃいけないのは地味に大変ですが、努力と根性でなんとかします。

1下地処理

こんな感じになりました。

パーティングラインの処理を済ませて、グレーサーフェイサーの代わりに透明なプライマーを吹き付けて下地処理まで終了しております。

(スネークの首周りにパーティングラインが残っているのはここだけの話・・・・塗装が終了してから気づいた・・・・プロ失格w)

 

*ちなみにサフレスとは下地の素の色を活かして塗装するやり方を指します。美少女フィギュアの完成品製作では普通の技法になってきましたが、リアル系フィギュア、特に今回のようにスケールの小さいリアル系フィギュアではあまり見られない技法ですね。サーフェイサーで下地を隠蔽しないので透明感を求める場合に有効なやり方です

 

**前回、頭部にもサフが吹かれておりましたが今回はサフレスがテーマなので頭部を別途用意しました。(丸家氏への伝達ミスだ・・・・丸家氏ゴメン~。)

 

 

その2

 

では塗装に入っていきましょう。

これだけ小さいとエアブラシではやりようが無いので(本当は無くはない。でも今回の趣旨とは外れるので省略~。)すべて筆でやっつけます。

 

使った色はこんな感じです。

2塗料比

Mr.カラーのキャラクターフレッシュ1とキャラクターフレッシュ2をメインに、そこにレッドブラウンと艦底色を少しずつ足して肌色(影色)を作ります。

 

 3調色

良い感じに調色が出来た!と思ったらリターダーを多めに添加して薄めてあげて、筆にとります。

 

 4第一塗装

ペタペタと塗っていきます。

顔の奥まったところ、暗くしたいところ、メリハリを強調したいところに本能のままペタペタと塗ります。

 

 5第一塗装完了

第一段階終了。

調子にのって全体が肌色一色にならないようにしましょう。(俺もよくやりがちなミスですがw。)まあ、濃くなり過ぎたらMr.カラーシンナーを筆先にすこ~しだけとって、明るくしたいところを撫でるようにして拭き取ってあげればOKです。続いて第2段階に行きます。

 

 6再調色

さっき調色した肌色よりも濃い肌色(茶色成分が多め)を作って、

 

 7影つけ完了1 8影つけ完了2

 よりメリハリを意識して影をつけていきます。(ちょっとやり過ぎ?というくらいのほうがらしく見えますよ。)

 

 

その3

続いて髪の毛とヒゲを塗ります。

9髪調色

使った色はこんな感じです。

今回は肌色がサブで、茶色のマホガニーがメイン色になります。

今回、リターダーは少なめに!

 

 10髪着色

まずは髪の毛から。

オールバックの髪型を意識して前から後ろへスッスッと塗っていきます。

 

 

 11髪彩色完成

こんな感じに仕上がりました。

ちょ~と雑に見えますが、最終的な細かい仕上げはエナメルを使うのでこれで良いのです。

続いてヒゲに移ります。

 

 

 12髭着色

髪の毛で使った塗料をそのまま使い回してチマチマと描き込んでいきます。これも髪の毛と同じくヒゲの生えてくる流れを意識して描き込むと‘らしく’なります。(Mr.カラーで描き込みをしているのでやり直しはききません。う~んスリリング。本来なら失敗してもやり直しのきくエナメル塗料を使うところですが、Mr.カラーは隠蔽力が強くて乾くのが早いのでサッサッと作業を進められるのが短気なオイラにちょうど良いのです。)

 

 

 13髭着色完成1

14髭着色完成2

こんな感じになりました。だいぶスネークらしくなってきた!

 

15眼帯着色

黒い眼帯を塗りました。完全にスネークだw!

この手の「黒いモノ」を塗るとき、安直に「黒」1色で塗りがちですが、黒に少し白を混ぜて微妙にグレーにしてあげると「黒」のドギツさがやわらいで悪目立ちしなくなりますよ~。

 

 

その4

 

いよいよ終りが見えてきた。「眼描き」に入ります。

エナメルで瞳の青と白目を調色したら・・・・・

16瞳着色

あとは納得するまで眼を描き込めばいいじゃない!!

いままでずっとMr.カラーのラッカー系で塗装してきたので、いくらでもやり直しはききます。(先に白目を描いて、最後にチョンと瞳を描き込むのがコツです。)良い筆を見つけて気が済むまでトライ&エラーを繰り返せ~。

ちなみに。どうしても上手く行かなかったら眼描きは省略しても良いと思いますよ。眼が入っていなくてもそれ以外の部分がしっかり塗り分けられていれば、このサイズ、この大きさなら‘らしく’見えます。

 

 

その5

これでいよいよ最後。

眉毛と髪の毛の生え際をエナメルで描き込みましょう。

17顔完成

完成~!!

眉毛や髪の生え際を整える際に目の周りにも手を入れました。

随分と顔らしくなったと思います。

 

あとはツヤを整えて、丸家氏制作の体とくっつければ終了でございます。

 

合体画像正面

 

 

あ~久しぶりのメイキング記事は疲れたw。

 

以上、原型部屋より西山がお伝えしました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

と、いうことでフィギュアを塗る!2回に渡って公開してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「フィギュア塗装なんてしたことが無いよ!」という方も是非一度試してみてください。

もし失敗してもサフを吹けば全部なかったことに!(便利です)

塗装はトライアンドエラー!ですよ!!

 

私、無糖もフィギュアの塗装はしたことが無いので試してみます!

何かのタイミングで公開できるといいなぁ・・・。

 

それでは!!

 

(無○V○)ノシ

(企画:無糖)

 

©Konami Digital Entertainment

NO COPY
トップへスクロール
コトブキヤオンラインショップ お客様サポート ピックアップ
このページは「確認用ページ」です。公開用ページとはURLが異なるので、このURLはコピー使用しないようご注意ください。公開用サイトはこちら。