こんにちは。ARTFX山下です。
本日は予告していた新商品のご案内です。
皆様の頭に直接、クリスチャン・ベールバットマン張りの変声した低音で語りかけております。
2021年3月発売 ¥14,800
“Waynes never stay down, we rise.”
DCから2011年より一大クロスオーバーとして展開され大々的な終焉を迎えたと思われた「フラッシュポイント」はまだ終わってはいなかった。。。
<スーパーヒーロー『バットマン』誕生のキッカケとなった路地の殺人事件の被害者が、ブルース・ウェインの両親ではなくブルース自身だったならば・・・?その”フラッシュポイント”タイムラインの世界では父、トーマス・ウェインによる怒りと復讐のバットマンが誕生した!
その胸にコウモリと赤いサークルのシンボルを持ち、犯罪者共の血を流す事を一切厭わない彼を象徴する銃が収められた赤いホルスターが全身ダークトーンのコスチュームのなかにあって鮮烈な差し色となって敵に恐怖を植え付けます。
BATMAN誌でのストーリーアーク「THE BUTTON」を原典・スタイルとして使用。決意を胸に光に向かって歩みだす父の「凄み」がにじみ出るポージングです。その「WHAT IF(もしも、あの時そうだったなら)」の魅力を1/6スケール(全高約300mm)のビッグサイズの塗装済み完成品でお届けします。
発売中のARTFX「バットマン ブラックコスチューム」「バットマン HUSH」等と並べて親子でディスプレイください。
DCの2011年のクロスオーバーイベント「フラッシュポイント」は、最速のヒーロー フラッシュが過去に遡り、ある人物を死の運命から救ったことをきっかけに起こるタイムパラドックスがその後の世界に大きな影響を与え、これまで我々が慣れ親しんできたDC世界とは全く異なった世界が生まれてしまうという衝撃的な内容でした。
この世界では、我らがゴッサムナイト、バットマン誕生のきっかけとなったクライムアレイで起こった悲劇の犠牲者がブルース・ウェインの両親ではなく、ブルース・ウェイン 彼自身なのです。
息子を失った父、トーマス・ウェインは犯罪者への怒りに燃えるバットマンになりました。
奇しくも息子と全く同じ運命をたどることになるIF設定にしびれる、それが本作のバットマンです。
ARTFX+ 「FOREVER EVIL」シリーズや「DC UNIVERSE REBIRTH」シリーズのダイナミックデュオをはじめ、
近年では怪作「どこでもIT ペニーワイズ1990」でもご活躍いただきました
實方一渓(ジツカタ イッケイ)氏が本作の原型を担当。
未来のコトブキヤ海外系商材を牽引する若手のホープです。
まず、目に飛び込んでくるのは、ヘッド部分、作家のテイストが感じられる短めの角、立体的なカウルそしてキャラクターを象徴する赤い瞳ですね。
犯罪者を罰する荒くれ者に相応しい無精ひげに加え、その爆発しそうな感情を抑えるがごとく一文字に固く結ばれた唇の険しい表情など、トーマスの苦悩を表現していただきました。
胸のマークは、ヒーローというには血を流し過ぎた男、バットマンを象徴しており、赤いサークルの上にお馴染みのコウモリマークがオンしたデザイン。
肩からはコウモリの翼を思わせる突起が。
ほとんど違いの無い二人を隔てる個性が現れるこの部分は犯罪者をより威圧するという目的に適ったアンチヒーローさを際立たせる形状です。その下の胸部から腹筋にかけての筋肉造形、そしてその鍛え抜かれた分厚い体を覆うコスチュームのシワ表現も見事で、コミック内のキャラが現実に存在することに説得力を持たせる精微な造形は、
既に数体を手掛けている實方氏ならでは。
マントを片手で手繰りつつ、前に歩みだすこのポージングは、BATMAN誌のストーリーアーク「THE BUTTON」の1コマであったり、ジム・リーの描くバットマンシリーズ、そして映画版のプロモーショナルアートなど様々なところで見られる“バットウォーキング”とでもいうべきその姿をマッシュアップし構築したものです。
犯罪者を震え上がらせる貫禄と迫力は、罪を犯さぬ我々にも圧迫感を覚えさせる造形でまさに犯罪者への圧迫面接。いや~、正直自分が犯罪者だったならばこのバットマンの方が出会いたくないですよね。
あとベンアフバットマンも。焼き印て。
赤いメタリックなバックルを特徴とするユーティリティベルトに両足にホールドされたホルスターには、ブルースバットマンと決定的な違いをもたらすハンドガンが。
息子の仇であるところの犯罪者達をすべからく断罪することに積極的にコミットする彼の姿勢がここに現れます。
マント(ケープ)の造形もかっこよく決まっています。
先月号の『映画秘宝2020年10月号』(セブンネットショッピング他で発売中)誌のなかでライター:ギンティ小林さんが書いていましたが、クリストファー・ノーラン監督が『バットマン ビギンズ(’05)』の制作にあたりDCのスタッフに対してバットマンの印象的なポーズのアンケートを取ったところ、大半の社員がケープを大きくたなびかせた姿を選び、監督に「バットマンはケープだ!」と開眼させたとか。
先週、ご予約が開始された
「ARTFX バットマン HUSH リニューアルパッケージ」
はたっぷりと空気を含んだ、ひるがえる、たわみのある造形が特徴でしたが、
本作のケープの表情はそれとはまた異なる縦型の長方形シルエットで仕上げられており、発売中の『ARTFXバットマンフーラフス』等ともギャラリー感覚で横並びにしてディスプレイすることが可能です。
息子に再会し、救いを得た父が新たな決意を胸に消滅の光に向かって歩み出す「凄み」、やられっぱなしのままでは終わらない「信念」がにじみ出るようなシチュエーションを感じていただけますでしょうか。
塗装も薄く艶がかかり、単調になることなく頼れる親父の背中を演出します。
最後に、
台座は路地裏の地面に浮かんだ現行バットマン誌のタイトルロゴの形。
流れる血は犯罪者のものか、それとも忌まわしきあの事件の幻影か・・・
色々想像を巡らせるのも楽しいデザインです。
その留まることを知らない「WHAT IF(もしも、あの時そうだったなら)」の魅力を
1/6スケール、およそ30cmのビッグサイズの塗装済み完成品で贅沢にお届けします。
というわけで今回も早期完売必至の為、確実に手に入れたい方は商品のご予約を10月25日までに
ひとつ・・・何卒よろしくお願いいたします!
2021年3月発売 ¥11,000+TAX
こちらは確実に手に入れるには11月4日(水)までに是非ご予約を・・・なんとか・・・よろしくお願いいたします!
BATMAN and all related characters and elements © & ™ DC Comics.
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