こんにちは。ARTFX 山下(@kikakuguys)です。
本日は、ご予約受付中の本商品について、詳しくご紹介をいたします。
2021年1月発売 ¥19,800+TAX
こちらはコトブキヤのスター・ウォーズ アーティストシリーズの第三弾です。
第一弾、第二弾は先日アイズナー賞を受賞された白浜鴎先生にご担当いただきました。
続く今回は「アフロサムライ」や「ニンジャバットマン」などで世界的にご活躍されている岡崎能士先生にアートをご担当いただきました。
当シリーズはキャラクター選定を先生にお願いしているのですが、選ばれたのはなんとタスケン・レイダー。
数あるスター・ウォーズキャラクターのなかで、なぜタスケン・レイダーを?
岡崎先生(以下TO)に直接訊いてみました。
:作品をデザインするにあたり、スター・ウォーズの「世界観」をどのように表現しようとお考えになりましたか?
TO:スター・ウォーズの魅力の一つが、世界観を作るサブキャラ、モブキャラの魅力だと思います。タスケン・レイダーを商品化することで、その世界観を表現できないかと考えました。
↓貴重なラフスケッチ。実は最初は2体セット想定だったのです。
:「ご自身の世界観」を表現するためにこだわったポイントを具体的に教えてください。
TO:大学で彫刻を先行していた事もあり、ローブや旗などの布のなびき方による空間の表現にこだわりました。唯一原型に修正を入れてもらったのもローブのなびき部分でしたね。
↓こちらは上のラフに色をつけたもの。
:スケッチから立体化を進めていく中で、変更していった点や工夫した点などがありましたら教えてください。
TO:今回は3DCGでの制作ではなく手原型での制作だったので、初見も実物を見せてもらったのですが、GB2さんの原型が素晴らしく、僕の意図をしっかり理解してくれていたので、全く問題なかったです。
さらにGB2さんの解釈も入っていたので、良いコラボレーションができたと思ってます。良い出会いができたと思うので、またGB2さんとタッグを組めたら嬉しいですね。
↓こちらが立体化した完成見本です。
:実際にできあがった作品(もしくは最終試作品)をご覧になった感想を教えてください。
TO:最高に嬉しいです!今回はクールなタスケン・レイダーにできたんじゃないかなと思うので、すごく満足してます。はやく部屋に飾りたいです。
:スター・ウォーズファンに向けて、ARTISTシリーズの魅力、ご自身の作品の楽しみ方、とくに注目してほしいポイントなどがあれば教えてください。
TO:ARTISTシリーズは、色々な解釈のスター・ウォーズ感を見れるのが一番の魅力なので、今後も様々なアーティストのスタチューが発売される事を期待してます!
このタスケン・レイダーは、個人的にこだわった空間の流れや広がりを楽しんでいただきたいです。それによって、タトゥイーンの空気を感じていただきたいですね。行ったことはありませんけど。(笑)
ここからは商品の写真から詳しく見どころをご紹介いたします。
まずはイラストと同じ角度で見比べてみましょう。
岡崎先生によるアートをもとに、立体化するにあたって各部のテクスチャーを加え、1/7スケールの大きなサイズのなかで情報量たっぷりに仕上がっております。
正面から見てみましょう。
こうしてアートを別の角度から鑑賞できるのがフィギュアの良いところですね。
目線が見えないことによるミステリアスさや、台座に無造作に転がった頭蓋骨が彼らの蛮族たるサムシングを感じさせます。
どの角度から見ても決まるのがこの岡崎タスケンの素晴らしいところ!原型師さんとの相性も抜群でした。
顔をアップしてみますと、砂ぼこりで汚れた布から覗く金属部分のサビ感に至るまで表現されているのがわかります。
全身を覆う衣服は、タスケン種族の決まりでずっと着続けているそうです。
そんな年月を感じさせる細かい皺に入った汚れや繋ぎ合わせた縫い跡で生地の質感を出しています。
手に持ったサイクラー・ライフルも年期が入っております。
デザインは映画劇中で使われていたものよりもクラシックな意匠になっており、真鍮色のスコープが付いていたりと
岡崎デザインが光る逸品です。
足元は劇中と同じく、灼熱のタトゥイーンの砂漠の熱から守る包帯状の足袋を履いています。
台座からは劇中でもライフル同様に使っていたガッフィーの杖が刺さっており、世界観に広がりを出しています。
こちらはライティングを変えたイメージカットですが、暗い雰囲気が似合います。
劇中ではシミ・スカイウォーカーを拉致し死に至らせるなど凶暴さが印象深いキャラクターですが、岡崎能士先生によるデザインでタスケン・レイダーのデザインの魅力を再発見することができました。
かっこよくないですか!?これ!
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