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スタッフよりガバナーの皆様へ、ヘキサギア発売開始1周年を迎え【設計・開発編】

投稿:2018年08月30日
テーマ:お知らせ

企画のYUKIです。本日8月30日はヘキサギアシリーズ第一弾である「レイブレード・インパルス」の発売1周年となります。一周年という記念日に何をしようかと考えたところ、ヘキサギアに関わるスタッフからガバナーの皆さんへのメッセージをお届けしようと企画しました。各セクションごとに時間別で公開していきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

 

文:丸家 裕之介(壽屋商品設計)

みなさん、こんにちは。原型&設計屋の丸家です。
ヘキサギアシリーズにおいては、基礎設計コンセプトからレイブレード・インパルス/ボルトレックスの設計、シリーズ通して設計面でのディレクションを担当させていただきました。

基礎設計コンセプトに関しては、シリーズを本格始動させる一年近く前に考えたものでありますが、コトブキヤオリジナルであるフレームアームズ・M.S.Gシリーズを初めとした様々な組み換え要素、動物型キャラクター製作における注意点など長年の経験を練り上げて生み出したもので、特に労することなく考案できた記憶があります。

 

大事にしたかったのは、バラバラにして流用パーツとして使いやすくする部分と、ひと塊のままで意匠のポイントを押さえる部分とに分けておく事。
組み換えやすさに注力するあまり、意匠を疎かにしない事です。

全てのパーツをごく単純な形状にまとめてしまえば組み換えやすさは上昇しますが、組み上げた形状はとても単調でつまらないものになってしまいがちです。なので、このヘキサギアシリーズは意匠寄りの設計になっています。

また、個人的にはこの組み換えづらさも魅力の一つと捉えており、色々なパーツの中からバッチリとハマる組み合わせ、いわゆる「シンデレラフィット」を探すのも楽しみの一つかと思います。

こんな感じで商品の設計をしているわけですが、これに固執せず、様々な方向でのアプローチを行ない、進化させていきたいと考えています。今後もぜひご期待下さい。

 

文:芦沢 勝(壽屋商品設計)

初めまして。ヘキサギアシリーズで3DCADでのモデリング及び設計を担当しております芦沢と申します。

はじめに、ヘキサギア商品を1年間支えてくだいました皆様に心より感謝申し上げます。

私からは製品原型の製作過程におけるヘキサギアシリーズと他のシリーズとの違いや、大変だったところ、そうでもなかったところなどをご紹介していきたいと思います。

 

まずはシリーズ名にもなっている六角(ヘキサ)ジョイントに関しまして

もっとも特徴的でヘキサギアシリーズのコアとも言える六角ジョイントでの組み付けシステムですが、実を言いますと設計サイドからしてみるとこの『ヘキサジョイント』という縛りは案外ありがたかったりします。

FAなど他シリーズの設計を行う際、パーツ同士のハメ合いやジョイントなどは『φ3mm等の軸接続にするか、はたまたリブ接続か』など結構悩むものなんです。外観上スペースが限られていますし、ただダボが少ないとすぐパーツ同士が外れてしまうためある程度しっかりとした組み付け機構も必要です。

おまけに抜き方向なんて要件も乗っかってくる為、なかなかに頭を使う工程なのですが、一方ヘキサシリーズにおいては『ヘキサジョイント』は優先度トップレベルの至上命題なので、リブだ何だと悩む前にまずはヘキサジョイントが入るか入らないかを検討します。

ヘキサジョイントは結構組み付け強度も確保できますし、形状柄抜き方向もほぼ確定しますのでジョイントが入ればめでたしめでたしで設計終了。もし入らなければ入る様にフレームの形状やサイズを調整したりします。(自社オリジナル製品だからこそ為せる業ですね…)。という事で組み付け設計などは他シリーズよりは比較的スムーズに進められます。(もちろん商材によります。)

・意地でもユニット化してヘキサジョイント接続したかった例その①

・意地でもユニット化してヘキサジョイント接続したかった例その②

次は組み換えシステムに関しまして

キットブロックと謳っている通りヘキサシリーズはそれぞれの製品でユーザー様独自の組み換えが可能です。

このシステムはヘキサジョイントの時とは真逆で設計者にとって優しくない仕様だったりします。

設計を進めていくに当たり根底にある思想となるのは『製品強度』『組み付け強度』『組みやすさ』そして『コスト(パーツ数)』です。

この4つを常に念頭に置き製品設計を行っていくのですが、ヘキサシリーズにはこれに加え『組み換えシステム』という考え方が入ってきます。

こちらは特に『コスト』の部分とかち合う事が多く、例えば他シリーズでしたら1パーツで設計できる形状でも、ヘキサシリーズの場合は長すぎるフレームや厚すぎる・深すぎる装甲は組み換えの際に非常に扱いにくいパーツになってしまう為、あえてパーツ分割を行ったりします。この辺りの感覚は平素からプラモデルで組み換え遊びを行っている人じゃないと中々身に培うことが難しい感覚ですので、1度設計が完パケしたら企画者や他の原型担当など様々な人に遊んでもらい意見を出してもらって、再度設計に反映させていきます。自身では気づくことの出来ない面白さを、他の人の視点は気づかせてくれますからね。(事実、私自身はこの感覚は弱い方です…)
この為、社内でヘキサシリーズに携わる担当者達は意見交換を頻繁に行っており結束力も強く、『チーム・ヘキサギア』感なるものをモヤモヤとかもし出しています。(実際にはそんなチームは存在しませんが(笑))

・あえて後部を別ユニット化し、パーツ数は増えたが遊びも増えた例

製作している最中には、CADを覗き込みながら担当者同士で『このパーツ、90度回転させたらミニロボの脚に見えない?』などとその場の直感でアイデアを出し合い、ゲラゲラ笑いながら日々楽しく開発を行っています。


  
・じ~~っと見つめていたらロボ顔っぽく見えてきた例

・『バイクのチェーンっぽく見えない?!』という理由で力技で分割した例

こんな感じで製作陣は大変な思いをしつつも楽しみながら、誠意を込めて今日も新しいヘキサギアを開発しておりますので、今後ともヘキサギアシリーズをご贔屓いただきますよう心よりお願い申し上げます。

本当はもう1つ、製作陣を最も悩ませるファクターがあるのですがそれはいずれまた別の機会に…。

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