こんにちは。本日『ARTFX J 道蓮』のご予約が開始となりました。
「ARTFX J 麻倉葉・ハオ」に引き続き開発秘話を公開!
原作者、武井宏之先生の監修内容と合わせ、フィギュア完成までの製作過程を追いながら紹介していきたいと思います。※全4回の分割掲載となります。
2019年春、麻倉葉、ハオのフィギュア発売から数ヶ月経った頃。
講談社の担当さまを通じて1通のメールを頂きました。
「武井先生からフィギュア用のアイデアを頂いたのですが見てもらえませんか?」という内容です。
結果からお伝えするとこれがきっかけとなり蓮とホロホロはフィギュア化となったのですが、折角の開発秘話ですのでもう少し経緯を詳しく説明させて頂きますね。
『シャーマンキング』のフィギュアシリーズは国内外からご好評を頂きまして社内でも次弾の話が挙がっていた所でした。
…が、秋に原画展を控えたこの時期にイラストの描き下ろしをお願いできるのだろうか…?等々悩む部分もありました。
こちらは麻倉葉、ハオのフィギュア化の為に描き下ろして頂いたイラストです。
「キャラクターは葉とハオ、2体並べられる仕様にしたい」という大枠をお伝えし、その他は基本お任せの形で依頼をさせて頂きました。
▲当初、葉の服装はハオと並べるなら戦闘服になるのかな…?と想定していました。
良い意味で想定外だったのですが、それぞれヴィネットの場所が違うんですね。それでいて単体でも、並べても飾れる立体ならではの構成にはなるほど!の一言です。(要するにまずイラストがすごいんです)
こういった点でも非常にありがたいお話でしたので、是非お願いします!とご連絡をさせて頂き「蓮」「ホロホロ」フィギュア化の企画がスタートしました。
先生から頂いたアイディアの時点で既にヴィネットのモチーフまで決まっていました(!)全体のボリューム感は葉・ハオと同じくらいになるようイメージのすり合わせをさせて頂き、後日イラストが到着しました!(本当にありがとうございます…!)
頂いたイラストを元に卒塔婆などの仕様の確認と原型製作や彩色に使用する参考資料の請求を行いました。
▲「卒塔婆をとりはずして『葉』に持たせられたら…と考えておりました」のコメントの通り、このギミックは初期からアイディアがありました。※画像右上には編集担当さまのお名前が入っていました。
フィギュア製作の準備が整ったところで2019年夏のワンダーフェスティバルにて製作発表を行いました。
夏から原型製作に入り、あっという間に11月に。今回動きのあるポーズということで悩む部分もあり、まず全体のバランス調整とポージングを確認を頂くことにしました。
先生より戻ってきた監修結果がこちら!
▲さまざまな方向から細かく見て頂いているのが分かるかと思います。
いくつか抜粋すると…
・蓮のサイズを小さく※蓮小さい設定
・ホロホロの高さを上げて、蓮との高低差をだす。※立体としてかっこよく!
・氷や階段の見栄え
・コロロおなかの張り出し★重要
・馬孫刀セクシーに
こちらの監修内容は「シャーマンキング展」にも展示をさせて頂きました。
頂いた監修を元に製作を進めていきます!
開発秘話第2回は5月15日(金)公開予定です。お楽しみに!
▼「ARTFX J 道蓮」デコマス詳細解説はこちら
▼「ARTFX J ホロホロ」デコマス詳細解説はこちら
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▼「ARTFX J ホロホロ」ご予約はこちら ※7/8(水)までのご予約推奨!
▼「ARTFX J麻倉葉・ハオ」フィギュア開発秘話
© 武井宏之/講談社
※画像は監修中の試作品です。実際の商品とは異なる場合がございます。
※また、撮影の条件・お使いのパソコンの環境などによって、色・見え方が違う場合がございます。