企画のYUKIです。
本日は発売したばかりのM.S.Gメカサプライ17 エクスアーマーDを使って久々のフレームアームズ作例をご紹介します。
エクスアーマーDの使い方についてはヘキサグラムシステム対応型ということで、幅広い使い方ができる分、扱いが複雑であるとも言えます。
これまでにヘキサギアに触れていない人にとっては改めて使い方をご説明させていただいた方が良いと考えて結果……
やはり作例を制作しての解説が一番かなと。
機体名:迅鎧(じんがい)
赤い風貌から和のイメージが強かったので武将風に仕上げてみました。
使用キットは
■迅雷×1
■メカサプライ17 エクスアーマーD×2
ヘキサギアよりもスマートな機体が多いフレームアームズなので大型装甲版の使い道が変わってきますよね。今回はバインダーや和甲冑のような使い方によって機体のイメージを変更してみました。武将風と言えばマガツキを思い出しますが、また違った感じの装甲として使用できるので気に入った方はぜひお試しください。
ではどんな風にパーツを接続しているのかを解説していきます。
完成形と各ユニットの両方をよくご確認くださいね。
脛に取り付けたアーマーの制作と取り付け方です。
作例ではよく登場するM.S.Gなどのランナーを切り取って制作する「3mm軸」はフレームアームズやヘキサギアのカスタムには欠かせないテクニック。今回も何カ所で使用しています。
脹脛のスラスター制作。エクスアーマーDのフレームパーツはヘキサグラムシステム対応型。主にバルクアームなどの人型ヘキサギアの関節として使用することを想定しています。
とは言えヘキサ孔にヘキサグラムPCを取り付ければ“3mm穴”に変換できるのでフレームアームズ用の大型の関節ユニットとして使用することもできます。
背部バインダーの制作。
エクスアーマーDを2セット使用しているので2枚重ね合わせて使用します。
切削などの加工を行っていないので2mmほどの隙間はありますが、裏面が気になる方はこういった使い方もあると覚えておいてください。同じパーツを重ね合わせているので同じ位置のヘキサ孔にA-3を取り付ければ固定できます。
迅雷の背面にあるバックパック側面の3mm穴に制作したバインダーを取り付けます。
先ほど制作した脹脛スラスターも取り付けました。
一番のポイントとなる肩アーマーの制作です。
ここでもランナーを使った3mm軸が活躍します。後で別のパーツを取り付けるので少し長めに切り取っておきます。
切り取った3mm軸はエクスアーマーの3mm穴に差し込みます。
肩アーマーとアーキテクトの腕を接続したら、追加で装甲を取り付けていきます。
エクスアーマーD C-3とC-4の間にB-1を挟み込みます。3mm穴と軸の角度を確かめながら取り付けます。
肩アーマーの基本型ができたら3mm軸に迅雷のパーツを取り付けます。
右腕用も同じように制作します。
左腕用のキャノンの制作。画像を参考にパーツを接続し肩アーマー内側の3mm穴に取り付けて完成です。
迅雷に鎧を着せたから「迅鎧」。これまでのエクスアーマーよりも大きな面を構成できるというコンセプトで制作したエクスアーマーD。パーツが大きいからこそ上手くハマればシルエットやイメージを大きく変えることができます。
想像力=創造力
ミキシングテクニックの魅せどころなのではないでしょうか?
如何でしたでしょうか?久々にFAを使った作例なので比較的シンプルなものとなりましたがパーツの使い方の参考になれば幸いです。
カスタマイズの方向性は人によって異なるので、自分なりの使い方を編み出してもらえればうれしいです。
そして本日より発売の模型誌
月刊「ホビージャパン2020年3月号」は
『今こそつくろう俺プラモ カスタムキット全集』ということでM.S.Gもたくさん掲載していただきました。ギガンティックアームズやヘキサギアの作例をはじめ、『M.S.G企画担当者に直撃インタビュー!』ということでYUKIがホビージャパンで色々語らせていただいております。すごい文字量ではございますが……
ご興味のある方はぜひご一読くださいませ。
新作ヘヴィウェポンユニットの原型もして“チラ見せ”しております!
それでは本日はこの辺りで失礼。
また次回。
企画・作例制作:YUKI
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